住吉区のママ鍼灸師 えみすけのブログ

住吉区のママ鍼灸師 えみすけのブログ

大阪市住吉区で鍼灸治療をしている、鍼灸師えみすけ(長崎絵美)のブログです。

【誰が】えみすけの出産レポート【興味あるねん】

先日、沖縄のとある女性鍼灸師さんのブログを読みまして。

note.com

 

この方は、3人のお子さんのお母さん。

芸能人の横澤夏子さんの出産ニュースを見て、思うことを書いてくださってました。

 

わたしも、2度出産していますが、

出産ってホント人それぞれドラマがあって、いろんな想いがある。

一概に「出産ってこうだよねー」なんて言えない。

 

 

だから、自分が出産を経験していてもしていなくても、

人のお産のことはわからないし、人の産後のこともわかりません。

 

産後の女性が多く来院される、うちのような院としましても

「産後はこうなので」って決めつけることはほぼせず

「こういうこともあります」ぐらいのふんわり感で包んでいます。

 

ネガティブなことばかり情報として入れても良くないし、

こんな人もいるけど、そうなるとは限らないし!ってぐらいにとどめますね。

 

 

で、個人的に、自分が妊娠中に気になっていたのは…

出産ってどんなかんじなの??ってこと。

 

人のお産と自分のお産は違う、とはいっても

ある程度こんなもんなんかなー??の知識はもっておきたかったというか。

人間ってやっぱ、未知の領域への不安がすごいわけです。

「どんなものかわからない」ことと、聞きかじりの中途半端な知識が、

出産への恐怖を加速させる。

 

正直言って、出産は怖かったです。

陣痛いやだよーこわいよー痛いのやだよーーって本気でびびってました。

 

でもだからこそ、産後は、自分の出産を記録しておきました。

もしかしたら、わたしと同じように、もうすぐ出産だよって人が

誰かの出産体験記を求めてアクセスしてくれるかもしれない。

週数が近い人の、何かの参考になるかもしれない。

 

そしたらね。

 

 

 

あれ、意外と需要ある??w

ってなりまして…。

 

8年前のmixiを引っ張り出してきて、長すぎるんですけどまとめました!

29歳のわたしが一生懸命書いた文章。

 

誰が興味あるねん!案件ですけど、よかったら読んでくださいw

あっ、グロ表現と下ネタしかないので、ごはん中はやめたほうがいいです。

あと、妊娠後期の方、怖がらせたらごめんなさい。自己責任で・・・!!

 

 

 

前駆陣痛~子宮口がひらかない

 

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8月11日(39w6d)
夜中2時半~朝7時まで5~8分間隔でお腹が痛む。

7時に病院に電話してみるが、やはり自分でもこれは違うなと思い、

もうちょい様子見てみますと電話をきる。

半身浴をしたり仮眠をとったりしてると、痛みがなくなる。

やっぱりね、とやさぐれる

 

12時頃、沖縄のスピリチュアルおばさんから電話で、

「あんた今日生まれるよ!寝てないで、立って、動け動け!」と言われる。


なんでわたしが寝てたのがわかるんだ、と不思議に思いつつ、

そこからは一睡もせず家中をウロウロ動き回り運動しまくった。

痛みの間隔はまだ不規則やけど、一日中ずっと痛い。


夕方、仕事が終わった旦那さんが実家に来てくれた。

明日は日曜で旦那さんの仕事も休みだし、今日陣痛きてくれたら立ち会いもバッチリ!とテンション最高潮。

21時ぐらいから8~10分間隔の定期的な痛みが戻ってきた。

 

8月12日(40w1d:予定日)
夜中1時頃、痛みが増してきて、間隔も5~6分になったので病院に電話。
何回かけんねんてかんじやけどしゃあない。


「まだ声に余裕あるよねー。きてもいいけど、どうする?」


と言われると、じゃあまだ行きません、と言ってしまう。

 

声に余裕ってなに?
痛いけど、だって電話はしゃべらなあかんし、敬語だって使うよ。

痛みこらえながらでもしゃべれるやん!と心の中で毒づくわたし。

 

ちなみに痛みは1分近く続くもので、生理痛の50倍、ってかんじ。
耐えられるけど、顔はしかめるし、「いだだだだ…」て声が出る。


で、痛みの波が去ったら、フーッて呼吸整えてまた寝ようとするけど、

5分後にまたその痛みがきて、「イダダダダ…」を繰り返す。
これで声に余裕ってなんじゃい?と思いながらとにかく耐える。


明け方4時頃、全然違う痛みに変わる。

さっきの痛みが生理痛の50倍だとしたら、これは279倍ぐらい(なんのこっちゃ)で、「アーッ!」て声が出てしまうぐらい。


さすがに横で寝てた旦那さんも起きて、腰をさすってくれる。もう即電話。

 

「もっ!もしもしぃ!先ほどの長崎ですがぁぁハァハァ」
「あーはいはい。もう来る?笑」
「いっ…ても、いい、ですかぁぁ?!グヌヌ」
「どうぞーいつでもいいのよー」

 

なるほど。確かに声に余裕がない。だから電話でもわかるんだね。

 

 

明け方5時、病院にて内診。
子宮口は3センチ開いているとのこと。

 

※ちなみに子宮口とは、赤ちゃんの出口で、最大で10センチに開大する。

基本的には、10センチ開かないと分娩室まで移動できないため、

それまでを陣痛室で過ごす。

 


踊り狂うわたし。
いきなり3やって!

前はゼロやったのに、もうあと7やん!もうすぐ折り返し地点やん!


6時から入院。おふとん敷いてあるけど、興奮と痛みで眠れない。
頑張るぞー!痛みに耐えるぞー!とテンションMAX持続中。

その時は完璧に、今日中に産めると思っていた。

 


※どうやったら子宮口がひらくか?ですが…

いい強さの陣痛(子宮の収縮)がくると、赤ちゃんが下に下がってきます。

それに伴い、出口の筋肉が緩んで、ひらいていきます。

陣痛の波は自分では作れないので、自分で意識的にできることは、

筋肉をゆるめること。つまりは

「陣痛の痛みのあいだは、体に力を入れないこと」

なのです!


わたしはずっと、陣痛っていう痛みを、
ひたすら拳握りしめて耐えて耐えて耐えてー!ていう、イメージでした。

でも違ったんです。
痛みの中、どんだけリラックスできるかが勝負やったんです。
いや普通に考えたら無理でしょう、そんなの…。

 

たとえばお腹が痛いとき、身体を横にして、股関節や膝を曲げてうずくまりますよね?
あーお腹痛いわーって大の字に寝る人はいませんよね?


それもそのはず、人間は痛みを感じればその部分を収縮するようになっています。


それなのに陣痛は、痛みがくるたびに、収縮よりも拡張させないといけないので、

身体のどこにも力をいれず、フーッと息を吐き、

細胞に酸素を送らないといけないのです。


↑一応、この予備知識があったわたしは、

痛みがくるたびに目をあけて「ふーーーっ……」とロングブレスで息を吐いていました。

 


8時、さらに痛みが強くなってくる。

生理痛というよりかは、もうお腹を真一文字に鋭利な刃物で何回もかっさばかれているかんじ。でもまだしゃべれる。

 

陣痛と陣痛の合間になんとか朝ご飯を!と思うが、

この時、間隔が3分ぐらいだったので、バナナ一本食べるのに10分ぐらいかかった。


「バナナが…バナナが遠いなぁ…バナナってこんなに遠かったかなぁ…」

 

と、わけのわからんことを呟きながら、皮を一列?だけ剥いた状態で停止する。

付き添いの母と旦那さんは笑ってた。

 


10時、間隔が伸びてしまった。

寝ててもあかん!と思って、スクワット、ラジオ体操第一など、懸命に動く。

痛いとき、実は立ってるほうがらくかも?と発見して、喜ぶ。
「いま陣痛中でーす」とかゆって呑気にビデオ撮影してた。

 


12時、痛みがさらに強くなった。

お腹を切り裂かれる痛みに加え、仙腸関節(お尻の骨)をハンマーで粉々に砕かれ、

さらに肛門付近からなんか出てきそうな感覚。

 

3方向から襲い来る攻撃に、

わたしの防御力は「ぬののふく」程度(ゲーマーじゃない人にはわからん)。


「割れるー!絶対これ終わったらお尻割れてるー!!」
「あああああー痛いよー!おなかッ…あっ!お尻ぃぃぃ!!」

 

みたいな叫びが漏れはじめ、

いったい今、子宮口は何センチなんや?!と気になって仕方ない。


痛みのたびに旦那さんが的確に腰をさすってくれて(さすが医療人)、

痛みのあいだは、フッと眠りにおちていた。

 

これ不思議なもので、人間の身体は、お産中、

短時間でも寝れるようにできているらしい。

陣痛とともに麻薬?みたいなホルモンが出るんやって!

だから耐えれるらしい。すごいよねー。

 

さらに、寝て起きたあとの陣痛はかなり痛みが増すから、

子宮口開大に効果的!らしく、

 

お産中は「ガンガンいこうぜ」ではなく「どんどん寝ようぜ」がいいらしい。

(だからゲーマーじゃないとわからんてば)

 


15時、入浴する。
えっ?そんな余裕が?と思うかもしれませんが、

湯船の中では痛みが軽減されるし、あたたまるので子宮口がゆるみやすいんですね。

汗もかいてたし、30分ぐらいゆっくり浸かりました。

 

 

17時、夜勤の助産師さんに交代。その人が機械を見て、
「赤ちゃんまだ高い位置にいます。もしかしたら骨盤の形のせいで、なかなか降りてこれないのかも」
と言った。

言われたとおり四つんばいになり、お尻を上げ、左右に振る運動をしながら陣痛をやりすごすも、いい加減、長時間の痛みに耐えているせいで意識が朦朧とする。


考えるのは子宮口のことだけ。


朝6時で3センチ…
もうすぐ夜やから…
6センチか7センチには開いてるはず…!!

 

もはや誰ともしゃべりたくないぐらい限界の体力で、呼吸に集中する。

 

 

21時、内診。
やっと子宮口測ってもらえる!さぁどうぞ!


とワクワクしたわたしに、夜勤の助産師さんは淡々と告げた。

 

「子宮口、全然変わってないですね。3センチです」


ええぇぇぇ?!(οдО;)

 

いやいや、もう15時間経ってるのに、必死で息を吐いてるのに、

運動もお風呂もしたのに、朝と全く変わってないとはどういうこと?!

 

さらに助産師は言った。

 

「陣痛も全然弱いね。こんな程度の張りじゃ、赤ちゃん産まれないよ。

前駆陣痛って言ってもいいかな」

 

 

な ん で す と?(´・ω・`)

 

 

この痛みが、間隔が、前駆陣痛??
家で寝てた、あれと一緒?

 

んなわけないやろ!!
お前夕方から現れて適当こいてんちゃうぞぉぉと、はらわたが煮え繰り返る。


「しんどかったら促進剤剤使ってもいいけど、赤ちゃんの心拍は全然元気やから、

体力持つなら睡眠薬飲んで朝まで寝る?体力回復させたらまたいい陣痛くると思うし、朝から仕切りなおしってことで」

 

促進剤…は急に痛みだけ増すというイメージだったのであんまり使いたくない。
これ以上長引くのもつらいけど、確かにまとめて寝たい。


しゅんとしながら薬をもらい、母には帰ってもらい、旦那さんだけ泊まることに。

 

でも、陣痛きてる時めっちゃ痛いのに、

それに気付かんと人って眠れるもんなん?とドキドキしながら。

 

助産師さんは、
「長崎さん程度の痛みやったら4時間ぐらいは寝れると思うよー」
と言って出ていった。

 

わたし「程度」の痛みっていう言葉が哀しくて哀しくて、

いままでけっこう頑張ってきたつもりやったのになぁ…とまた号泣。


旦那さんに慰められるけど、


「わたしほんまに産めるん?ほんまに赤ちゃん出てくるん?

こんなに痛いのになんであの人前駆陣痛とかいうん?」


と泣きじゃくり(最後、恨み節)、

疲れて寝て、また痛みで起きて、1分耐えて、4分寝て…、痛みで起きて、1分耐える。

 

もう何も考えず、ひたすらこのサイクルを繰り返す。


何か口に入れろと言われれば素直に従い、

ウィダーインゼリーを流し込んで、

果物ゼリーを一口ずつ旦那さんに食べさせてもらって、ひたすら四つんばいで唸った。


もう肘もすりきれて、膝も痛い。

汗もとめどなく溢れて、髪の毛もぐしょぐしょ。

でもずっと腰をさすって、汗を拭いて、「がんばれ!」って励ましてくれた旦那さん。


もう頑張るしかない。
産むしかない。

 

獣になったえみすけ

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8月13日(40w1d)


いつの間にか朝だった。
6時、日勤の助産師さんに交代。


もうこの頃になると、わたしは完全に獣になっていて、

痛みは間違いなく人生では味わったことない最強の段階に。

 

「う゛あ゛あんんあああ!!」
「ぐぬををををッッッ!!」

 

痛みがくると、地の底を這うような、のぶとい声で叫びながら、

何かを殴ったり握りしめてないといられない。

 

内診すると、子宮口7~8センチ。

交代した助産師さんはおっとりしたベテランさん。

 

「うん、いいかんじに進んできてるよー。痛みがきたら力抜いてねー。

はい、フーーー……」

「あ゛あ゛あ゛ーっ!!ふ、ふー!ふー!!」

 

と口に出すのが精一杯。
手は常にクッションを握りつぶす勢いで、力を抜くなんて絶対に無理!!

 

旦那さんも一緒に


「えみさん息吐いてー。フーッ」とか言ってくれるけど

 

「うるせぇお前は黙ってろぉぉ!!できるんやったらやってみろやぁぁぁぁ!!」


と、心の中で思ってました♡
そんな悪態をつきたくなるぐらい、獣なんです。

余裕がないんです。もう助産師さんとしかまともに会話できない。

 

「はい、息止めたら赤ちゃん苦しいよー。ゆっくりゆっくりフーーー…ッ」

「む、無理ぃ~っ!!フーーー!!フギィィ」

 

みたいなかんじ。
はやくはやくこの地獄を抜けたい。

 


8~9時ぐらい、内診。

 


「うん。ほなそろそろいきんでみよっか」

「えっもう力抜かなくていいんですか!」

「いいよー出したくなったらいきんでいいよー」

「ここ陣痛室やけどいきんでいいんですか!」

「いいよー(笑)そんなすぐ出ーへんから」

 

なんぼほど確認すんねんと思うけど、

とにかくもう今からは「フーーー…」じゃなくて、

「んがー!!」でいいんや!と思うと、やった!やった!と元気になる。

 


機械つけて、今までどおり陣痛はくるので、その波がきたらいきむ。


そのたびに、なんか出そうになる。

 

「なんか出そうです!なんか出そうです!あああ!」

「うん、出していいよー」


「あっ!なんかもう、うんこかもしれません!」

「違うから大丈夫よー」

 

と、定番(?)の会話を繰りひろげるが、なかなか進まない。

態勢も、どれがいちばんラクになるかと、

四つんばい、ヤンキー座り、横向き、といろいろ試してみたけれど、

進みがとにかく遅いので、わたしの体力が落ちて、

陣痛がまた弱くなってしまったらしい。

 

ここでとうとう促進剤を使うことになる。

医師の説明が入って、旦那さんがサインしてくれたんかな?

もうわからんけど、点滴刺して、人工的に波をつくる。

 

わたしの場合、もはや陣痛がこないといきめない

(いきんでも赤ちゃんが窒息するだけで降りてこない)ので、

これしか方法がなかった。


陣痛間隔は2~3分。
いきめる時間は1分。

 

助産師さんにタメ口を聞くえみすけ

 

だんだん強い痛みがきて、いきもうとする。

 

「まだだめ、まだだめ。いちばん強い波のとこで力入れてー」

「えぇっ…!い、いまも痛いけどぉぉ…」

「あんまり無駄にいきみすぎると赤ちゃんしんどいだけやから、

効果的なとこだけにしようねー。もうすぐちゃう?」

「あ、あああああ!!」

「はい、こっちの方向にいきんでねー。お尻じゃないよ。肛門じゃなくて、こっちね」

と、たぶん器具で膣を誘導?される。

 

態勢は結局、仰向けに変えた。

なんだかんだで、いきむのは仰向けがいちばんやりやすい。

あ、そういや四つんばいでいきんでたらバシャン!て破水した。

 

「うわぁぁぁ!!なんかでましたぁぁぁ」

「うん、破水ね。いろいろ出していいからねー」

「あーなんかあったかいです…」
と、もうコメントも冴えません。

 


赤ちゃんの頭が下がってきて、骨盤の間に挟まってくるから、股が超痛い。

陣痛は波やから、痛くない期間が確かにあるけど、この挟まってる痛みはずっと続く。むしろ出かかってるわけやから痛みが増していく。

 

 

次の陣痛までが待ちきれないよぉぉ

股裂けるぅぅ

 

って心境になります。

 


「分娩室まだいったらだめぇぇ?ハァハァ」
もう最後、助産師さんにタメ口です。

 


「んー。まだやなぁ。ちょっといきむ方向違ってたみたい。

今の40分間ぐらい、この子の頭にたんこぶつくってたわー(笑)」

「えー!じゃあ、いきんでたん無意味!」

「はい、がんばろー。頭、見え隠れはしてるからね。ゆっくりゆっくり。

はい、もうすぐ波くるよー」

「んっ…がぁぁぁ!」

「まだそこ弱いけどなー。まぁいきみたいときにいきんで。

でも赤ちゃん苦しいからなるべく短時間ね」

「あっ!こっ!このほうが強かったですほんまです!あぁー!いきます!」

「はーい」

 

…ていうのを、子宮口全開から1時間ぐらい繰り返し、

(いつのまに全開やったんかもはやどうでもいい)


ついに!

「よし。そろそろ分娩室いこっか」

 


やったー!!!!
お待たせしましたー!!

 

もうこれで終わる。
もうあとちょっと。

 

よたよたしながら分娩室へ向かう途中、廊下で波がきた。

 

「あー!!いま痛くなりましたぁぁぁ!」

「うん、ほな旦那さんに抱きついて立ったままいきんでー」

「こっ…!ここでいきんでいいんでずがンアアアアアアー!!!」

 

またさらに頭が出て股の痛みが上がった。
もうほんまにでっかいスイカを股にぶらさげながら歩く感覚。

こんなんで歩けんの。いやでも歩くしかない。

 

分娩台からはもう仕上げみたいなもんで、

痛みに合わせていきむだけの簡単なお仕事です。

 

痛いのは痛いけど、パニックさえならんかったら大丈夫。
吸って、息止めて、「~~~!!!」て力入れるだけ。

 

分娩室には他にも何人かスタッフが入って、医師も別室で待機しときまーすとのこと。

旦那さんは、手を握ってくれるかと思いきや、股をガン見(さすが医療人)。

 

必死になってるわたしの横で、


「おー」
「おー!すげぇすげぇすげぇ」
と観察に必死。

 

いや、なにがどうすごいの!
股、いま、どうなってんの!


と思いながらこちらは作業に必死。なにしろ陣痛は1分でくるから忙しいのよ。

 

看護師さんからは


「すごーい長崎さんとっても上手☆陣痛じゃないときはうまいこと力抜けるし、いきむのも毎回バッチリよ~もうすぐ会えるからね~!いまもう頭出てるから触ったら?」

なんて言われました。
てへ。


ちなみに陣痛の合間に股に手をやり、赤ちゃんの頭にさわったら、俄然やる気アップ!

待っててなーはよ出してあげるから!てかんじ。

 

「よし、じゃあもうこっからは自然な陣痛に任せようかー。

もう手すり持たなくていいよ。息吐いてー」

「えっで、でもまだ痛…あっ、い、いきみたいぃい」

「じゃ、いきんでもいいけど、あんまり力入れんといてーもうすぐ全部出るから」

 

む、むずかしいな!
これぐらい?!

 

と、2回ほど中途半端にいきむと、

 

ドゥルンヌリュヌリュドロジャバー!!
「うわああああ!!!」

 

すごい感覚に思わず絶叫。

 

「…オギャア!オギャア!」

 

赤ちゃんが出てきた!!
すっごい元気に泣いてる!!!

 

もうたまらなくなってわたしも号泣。

 

「はい、お母さんとこいこねー」
と、へその緒付きで胸元に連れてこられる。

 

「うわーん、うわーん!やっと会えたねぇぇぇ」

「オギャー!オギャー!」

「ち、ちっちゃ~」

 

めっちゃ怖いけど胸元に載せられ、こわごわ身体を包むと、赤ちゃんは泣き止んだ。
不思議やけど、お腹の上に載ってる足の感覚は、

たしかに今までお腹の中で動いてた足とおんなじやってわかった。

 

あぁ、この子やったんや。
ずーっとわたしのお腹におってくれた。


ほんとにほんとに、幸せな時間でした。

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13:41 3065グラムで産まれた赤ちゃんは、

長崎 歩(あゆみ)といいます。


分娩時間が40時間47分と書かれた母子手帳を見ると、

どんだけゆっくりいくねんっと笑ってしまいますが、

きっとそのペースが、この子の歩み。

 

わたしも、旦那さんも、親になるのは初めてで、めっちゃ頼りないけど、

これからは家族3人、ゆっくり、一歩、一歩、すすんでいきたいと思いました。

 


こんな長い日記を読んでくださった皆様、ありがとうございました。

長かったけど、でも終わってみれば楽しかったです!
もう二人目ほしいぐらい(笑)
女って強いですね\(^o^)/

 

 

 

はい、おしまいです。なっっっっっっっっが!!!!!!!

これたぶん誰も読んでないですよね?^^

 

 

読みたいっって言ってくださった方々、ありがとうございました!

 

あれだけ痛い痛いゆうてるくせに、直後にもう二人目産みたいって

発言したわたしを自分で褒めたいと思います笑

おしまい。