住吉区のママ鍼灸師 えみすけのブログ

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大阪市住吉区で鍼灸治療をしている、鍼灸師えみすけ(長崎絵美)のブログです。

生理前のつらい症状をやわらげるためのコツ

生理前になると、

 

イライラする・むくみやすくなる・寝つきが悪くなる・便秘になる・腰痛になる

 

などなど、決まって不調がでたりしませんか?

これは女性特有の症状で月経前症候群PMS)といわれるものです。

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東洋医学では、身体に「気」「血」「水」という3つの要素があると考えていて

生理前になるとこれらのバランスが崩れてしまいがちなんですね。

だからこそ、不調も出てしまう。

 

PMSがある、といっても実は様々なタイプがあります。

今日は、不調が起こる原因を3つに分けて、それぞれの対策と解消法を

お伝えしてきますね。

 

いつも生理前は調子が悪いんだよなぁ・・・という方は

ぜひ、排卵を過ぎたあたりの時期から過ごし方に気を付けてみてください。

 

 

 

①疲れやすい、眠れない……血が少なくなるタイプ

 

血は、いわば身体の中の栄養のこと。

体に潤いを与え、細胞がきちんと働くような養分となるものです。

 

生理前の女性は、この血が少なくなってしまいます。

さらに生理が始まれば、出血とともに血も失われますね。

 

生理前になると、いつもより疲れやすくなったり、

集中力が低下して物覚えが悪くなったり、夜の寝つきが悪くなるあなたは

このタイプ。

 

対策としては、

「血を使いすぎないこと」と「血を増やすこと」です。

 

血は、なにかに集中して頑張りすぎたり、考え事をしてしっかり頭を使ったり

目をたくさん使う作業をしたり、睡眠不足になるとどんどん減ってしまいます。

 

生理前は、重大なこと以外はなるべく考え事を避けて、

決断は先延ばしにしてしまいましょう。

また、スマホや動画の見過ぎはほどほどに。目をあたためるのもいいです。

 

そして、血を増やすにはなんといっても

食べ物と睡眠が大事。

 

生理前の2週間ぐらいは意識して

「鉄分」「亜鉛を多めに摂取してみてください。

 

 

◆鉄分を多く含む食材
豚レバーをはじめとしたレバーがおすすめ。

レバーが苦手な方は、赤身のお肉や、かつおやまぐろなどの赤身の魚、

さばやいわしやさんまなどの青魚、

あさりやしじみなど貝類から摂取しても◎。

 

 

亜鉛を多く含む食材
牡蠣には亜鉛が多く含まれています。

他には、肉・魚・卵・大豆製品(豆腐や納豆)など、

たんぱく質の多い食品は亜鉛も多いです。

油っこいものが苦手であれば、鳥の手羽元と小松菜などを一緒に煮込んで

いただくのもいいですね。

 

②イライラする、胸やお腹が張ってくる……気のめぐりが悪いタイプ

 

血は、気によって動かされています。

気とは、身体の中をぐるぐるまわって動いているエネルギーのこと。

 

生理前は、この気の動きが悪くなってしまうのです。

気が動かなくなれば、栄養素である血も細胞に届きませんし、

うまく気を降ろせないことで頭に血が上りやすくなったり、

反対に、気を上げることができないので落ち込みやすくなったりします。

 

 

生理前になると、ちょっとのことで怒りやすくなってしまったり

自尊感情が低くなったり、マイナス思考にとらわれがちなあなたは

このタイプ。

胸が張ったり、お腹が張ったり、便秘にもなりやすいです。

 

対策としては、

「気をめぐらせること」。

 

気をめぐらせるには、身体を動かすのがいちばん。

じっとしていると、より流れが悪くなってしまうので、

外へ出てのんびり歩いてみたり、友人とおしゃべりを楽しんでみましょう。

身体を動かすのが難しい場合は、感情を発散させるだけでも効果絶大。

カラオケもすっきりします。

 

また、ヨガなどで身体をリラックスさせたり、大きく深呼吸するだけでも

けっこう違いますよ。

 

 

生理前に落ち込んでしまうときは、「めぐりが悪いんだなー」と納得させて

自分を責めすぎないようにしましょう。

気持ちがすっきりすれば、むくみも解消されやすくなります。

 

 

食べ物で養生するなら、好きな香りのお茶を楽しんだり

みかんやゆずなどの柑橘類、春菊などの葉野菜、大根、玉ねぎ、

落花生やえんどう豆などのお豆も、めぐりを良くしてくれる食材です。

 

 

③腰痛、頭痛などの激しい痛みが出る……血のめぐりが悪いタイプ

 

血が少なくなったり、血のめぐりが悪くなると、

身体の中で「瘀血(おけつ)」という病態を生んでしまいます。

瘀血とは、血のめぐりが悪いことでできる、血の不純物のようなもの。

(ドロドロっとした血をイメージしてもらうとわかりやすいかも) 

 

 

生理前だけではなく、普段からこの瘀血が体内にある人は

痛み止めが必要なほどの強い痛みを訴えることがあります。

頭痛、腹痛、腰痛など、様々な場所で、瘀血は痛みを引き起こします。

 

また、子宮筋腫子宮内膜症卵巣嚢腫などの婦人科疾患がある方は

体内に瘀血がある可能性が高いです。

瘀血があると、肌にシミが増えて、乾燥したり、目の下にクマができることも。

 

 

生理前になるとどこかが痛くなったり、鎮痛剤が手放せなかったり、

普段から顔色がくすんでいるあなたはこのタイプ。

 

 

対策としては、

「血をめぐらせること」、「血を増やすこと」です。

 

つまり、①と②の対策を両方するほうが良い、ということ。

瘀血は、気と血をめぐらせて、血をじゅうぶんに補充することでなくなっていきます。

 

東洋医学では「瀉血(しゃけつ)」という考え方があり、これは

少量の血をわざと出すことで血のめぐりをよくするやり方。

怖そうに聞こえますが、熟練のプロであれば痛みはほぼ伴いません。

 

瘀血の治療法は、こうして、ほんの少しだけ血を出すことでも行えます。

瀉血のあとは、ものすごく身体がすっきりしますよ。

 

emisukeharikyu.hatenablog.com

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

きょうは、生理前に不調が起こる原因を3つに分類してみました。

 

 

ぜひ、自分はどのタイプに当てはまるのかを見て

元気に生理を迎えてくださいね^^