住吉区のママ鍼灸師 えみすけのブログ

住吉区のママ鍼灸師 えみすけのブログ

大阪市住吉区で鍼灸治療をしている、鍼灸師えみすけ(長崎絵美)のブログです。

身近な人との人間関係に悩むあなたへ

突然ですが、あなたの周りに

 

「わ~、この人とは合わないなー…」

 

と感じる人がいますか?

 

 

自分とは合わない人。

これがたとえば、普段ほとんど接点がない人であれば

自分から距離をとることもできます。

 

でも、合わない人が

自分の日常生活で避けることができない人だとしたら…

やはりモヤモヤを抱えたまま過ごすことが多くなってしまいますよね。

 

 

自分と、他の誰かはまったく別の人間で

そもそもぴったりといろんな考えが一致することはもちろん無いとしても

【共感】が乏しいと、人間関係は難しくなります。

 

 

「わかる!自分にも同じような体験があって…」とか

「うんうん、そうだよね」って肯定しながら話を聞いてもらえるだけで

とっても受け入れられたような、ほっとした気持ちになりますよね。

 

逆に、

「言い訳するな!」って否定されたり

「じゃあこうすればいいんでしょ、はいはい」って極端な理解をされたり

話の途中で機嫌が悪くなってその場を退出されたりすると

 

そうじゃないよ!なんでわかってくれないの?

 

という想いを持ってしまうこともあるかもしれません。

 

 

相手の考えがわからなくて悩んでいる時

相手に気持ちをわかってもらえなくてつらい時

ちょっとなにかのヒントになればうれしいなあと思って

ブログを書きます。

 

 

 

自分から見た世界と、相手が見ている世界は、そもそも同じもの?

 

先日、こんなのを見かけまして。

 

 

おもしろい試みだな、と思いました。

 

NHKのホームページより一部引用します。

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/hattatsu/about_nt.html

 

「定型発達症候群」という言葉にびっくりした人もいるかもしれません。 実は「定型発達症候群」は、医学上の病名でも、公式に定められた障害の名前でもありません。

1998年、発達障害のひとつASD(自閉スペクトラム症)と診断された海外の一般女性が、ASDに関するさまざまなメディア報道への皮肉の意味で「創作」した言葉で、いわば、一種の「たとえ話」です(諸説あり)。

 

ASDの女性から見た、定型発達症候群は、こんなかんじに映るそう。

 

定型発達症候群(Neurotypical Syndrome)は神経生物学的障害であり、

対人関係への没頭、優越性の妄想、協調への強迫観念を特徴とする。
定型発達の人々は、自分自身の経験が唯一正しいものとみなしがちである。一人でいることが難しい。他者との小さな差異に不寛容である。集団でいるときは対人面や行動に柔軟性がなく、集団のアイデンティティを維持するために非機能的、破壊的で、不可能でさえある慣例に従うべきだと主張する。また直接的なコミュニケーションをとることが苦手で、自閉スペクトラムの人たちに比べて嘘をつく頻度が高い。

 

では逆に、定型発達症候群(いわゆる健常者)の人たちから見た

ASDの人たちは、どんな特徴として描かれるかというと…

 

自閉スペクトラム症の基本的特徴は、持続する相互的な社会的コミュニケーションや対人的相互反応の障害、および限定された反復的な行動、興味、または活動の様式である。
相互の対人的‐情緒的関係、非言語的コミュニケーション行動を用いること、人間関係を発展させ、維持し、それを理解することの欠陥がある。

常同的または反復的な身体の運動、物の使用、会話、同一性への固執、習慣への頑ななこだわり、儀式的行動様式、きわめて限定され執着する興味、感覚刺激に対する過敏さまたは鈍感さ、または環境の感覚的側面に対する並外れた興味がみられる。

想像上の遊びを他者と一緒にしたり友人を作ることの困難さ、たまは仲間に対する興味の欠如に及ぶ。

 

こんなかんじでした。

 

このお話は、

健常者からすれば発達障害者(ここではASD)は異質に見えるし

その逆もまた然り、ということです。

 

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この世の中は、大多数の人に当てはまるモノが「普通」とされていて

そこからはみ出す感覚や行動は「異常」と見なされることがあります。

 

発達障害は、現在のところ確かにマイノリティではありますが

だからといってマジョリティを「健常」として

できないことを「欠陥」「苦手」などと認識する必要はないわけです。 

 

 

自分と相手は別の人間で、

みえている世界もぜんぜんちがう。

 

これをわかっているかいないかで、

相手とのコミュニケーションがとりやすくなるはずなんですよね。

 

 

 

今は、例として発達障害を挙げましたが

コミュニケーションをうまく取れない人は全員発達障害だ!なんて

言っているわけではもちろんなくって。

 

自分と相手は「違う」んだなぁって受け入れるだけでも

けっこうらくになりますよ。

 

脳の処理能力による感じ方の違い

5/12 名古屋で開催された全日本鍼灸学会学術集会で

大阪大谷大学教育学部の小田浩伸教授のフォーラムに参加しました。

テーマは「発達障害の理解と支援について」。

 

 

発達障害のお子さんが「人の気持ちがわかりにくい」のは

状況の文脈を読み取ることができないから、だそうです。

 

文脈とは、文章の流れの中にある意味内容のつながりぐあいのことですが、

ものごとの筋道であったり、そこに至る背景という意味でもあります。

 

たとえば、

教室にハンカチが落ちている。

それを誰かが拾って、「これ誰の落とし物~?」と尋ねる場面があるとします。

 

このとき、そのハンカチの持ち主が自分だったとして

 

「あっ、それ自分の!」と取りに行って

「拾ってくれてありがとう」と言う子もいれば

 

「あー!自分のハンカチが取られた!返せ!!」と

怒ってくってかかりにいく子もいるのです。

 

後者の子どもは、

【ハンカチを誰かが拾ってくれている⇒その持ち主が誰なのか、探している】

という文脈は頭に入ってきません。

 

ただただ、最後の「誰かが自分のハンカチを持っている姿」だけが

脳にインプットされるのです。

 

ここで、生徒同士のミスコミュニケーションが生まれやすいとのことでした。

 

これは、「継次処理」と「同時処理」という概念でも説明がつきやすいのですが

めちゃくちゃわかりやすいブログを発見しましたので

ご興味あるかたはどうぞ。

https://note.mu/chubby_haha/n/nd88642f77af3

 

継次処理が得意な人の脳は、

・ものごとを段階的に考えて理解する

・部分から全体に目を向ける

・順序を大切にする

・聴覚からの情報が理解しやすい

 

などの特徴があります。

 

そして同時処理が得意な人の脳は、

・ものごとの全体像を把握して理解する

・全体を見てから、その後、細かい部分に目を向ける

・部分と部分を関連させる

・視覚や体性感覚(身体を使った情報)が理解しやすい

 

などの特徴があります。

 

この2つは、同じひとりの人間の中でも同時に存在する能力ですが

やはり人によって優位性があり、

どっちかっていうとこっちのほうが得意かな~という偏りはあります。

 

 

何回話しても相手に伝わらない!と思う場合は

もしかしたらこういったポイントにも着目して

相手が理解しやすい伝え方、というのも工夫するといいかもしれませんね。

 

 

それでもだめなら「あきらめ」よう

伝える努力をどれだけしても

相手を理解しようとする努力をどれだけしても

やっぱり人間関係がうまくいかないこともあると思います。

 

そしたら、誰だってやっぱり、疲れますよね。

 

もういいや。ってあきらめるかもしれません。

 

あきらめるのも一つの選択肢です。

 

 

えっ!諦めちゃうの!w

てなるかもしれませんが、だって無理なことは無理ですからね!

 

 

相手の、【ここはきっと変わらない】という部分を

受け入れて、そのうえで

それが自分にはどうすることもできないと知る。

 

これだけでらくになること、いっぱいあります。

 

 

いま苦しんでいる人はきっと、

一生懸命考えて、やり方を模索して、それでもうまくいかない段階かもしれません。

あきらめたつもりでも、やっぱり不満があって

接するたびにストレスを感じて離れたくなっている人もいるかもしれません。

 

自分の力でどうにかできる範囲がどこからどこまでか、を

しっかり把握できたら

 

あとはその状況をそのまま受け入れる、しかありません。

 

あなたの努力や頑張りでは、どうにもならないこともあるよ

っていうことに気づけたら

自分を責めたり、不必要に苦しむ必要がなくなるかな。

 

 

その状況を受け入れたうえで

 

それでも相手とやっていくのか

離れたほうがいいのか

 

考えてみるといいのかもしれませんね。

 

 

手放す、ということは大事なことだなぁ~と

個人的にもすごく思うことがあったので書いてみました!

 

学会、まだまだ素敵な出会いと学びがあったので

どんどんブログでお伝えしていきますね(*^^*)

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もぐさんのぬいぐるみ嬉しすぎた♡かわゆー!