住吉区のママ鍼灸師 えみすけのブログ

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大阪市住吉区で鍼灸治療をしている、鍼灸師えみすけ(長崎絵美)のブログです。

産後、手首や腰が痛いのに我慢しているママたちへ。産後の関節痛のお話。

長い妊娠期間を終え、
たいへんな思いで出産を終え、
本当におつかれさま!!
と全力でねぎらわれたい女性にやってくるのは
 
(ほぼ)不眠不休の怒涛の育児の日々です。
 
 
そしてそんな中、
突然あらわれる「関節痛」
 
 
今日は、
産後の関節痛には鍼灸が絶対おすすめ!
な理由についてお話します。
 
産後に多い関節痛
 
関節の痛みが出る場所は
腰、股関節、恥骨のあたり、
膝、足首、肘、手首、手の指
などがあります。
 
 
いやもうそれ全部やん。




具体的な日常の場面としては・・
 
◆朝起きたときに手が腫れぼったい
◆手をグーに握りにくい
◆抱っこや家事で手首が痛い
◆手の指がカクカクして、なんか変なかんじ
◆体勢を変えるときに、恥骨のあたりが痛い
◆歩いていると股関節が痛い
◆あぐらをかいて授乳していると膝が痛い
◆立ち上がるときに膝や足首が痛い
 
などなど。
 
 
 
実はわたし自身も、
長女の出産後、この関節痛に悩まされました。
 
 
わたしが特にひどかったのは、膝と足首の痛み。
動作のたびに、毎回
「イテテ・・」って顔をしかめていました。
 
 
この関節痛、
ホルモンバランスの乱れによって
起こると言われています。
 
 
妊娠中にずっと出ていたホルモンが、
出産後に出なくなることで
大幅な変化が体内で起こり、
 
更年期障害のような症状(不定愁訴)が出る
ということのようです。
 
では
ホルモンバランスっていったいなんでしょうか?
 
そもそも
ホルモンってなんでしょうか?
 
ちょっと説明していきますね。
 
 
ホルモンとは
 
ホルモンとは
わたしたちの自然治癒力と深く関わる
たいへん重要な存在です。
 
自然治癒力とは、言い換えると
「恒常性(ホメオスタシス)」
という言葉になります。
 
 
人間の身体は常に
「一定の状態になるように保たれている」
ということです。
 
 
 
これは、
「絶対ずっと変わらない」
ということではなくて
 
「高くなりすぎているものは低くする」
「少ないものは多くする」みたいに
 
ちょうどいいところで調節されているということです。
この調節のことを「フィードバック機構」といいます。
 
 
 
ホルモンは、
このフィードバック機構によって
分泌が調節されていて
上司からの命令を受けて、働いています。
 
 
 
産後の関節痛に関連するとされるホルモンは
プロゲステロン(黄体ホルモン)と
エストロゲン(卵胞ホルモン)の2つ。
 
 
これらは、
妊娠していなくても毎月出ているものなのですが
 
妊娠後期においては、
プロゲステロンは通常の10~20倍
エストロゲンはなんと400倍以上にまで
増加するといわれています。
 
 
これらはすべて
赤ちゃんを正常に発育させるためです。
 
いやはや身体ってすごいですね。
 
 
 
いくら妊娠に必要なこととはいえ
こんなに女性ホルモンが急激に増えると、
やっぱり身体の末端の細胞はびっくりします。
 
 
恐竜くん「え、こんなにホルモン増えてますけど大丈夫ですか?
このままずっとこれでいくんですか?
わかりました・・」
ってなります。
 
 
上司の命令なんで仕方ありません。
なんとかしてこれに慣れようとします。
 
 
そして
身体がたくさんのホルモン濃度に慣れてきた頃・・
 
めでたく出産です。
オギャー!
 
 
胎盤も胎児もいなくなりました。
 
 
 
フィードバック機構のトップである視床下部
 
「もう赤ちゃんいないし、通常運転でオッケーですよ」
 
ってなもんで、
産後から急激にホルモン分泌を下げていきます。
 
 
いきなりすぎる上司からの命令に、
現場はついていけません。
 
 
恐竜くん「ちょっとー!
前まであんなに在庫多かったのに、
いきなりこんだけでやっていけって?!
そりゃ無理でしょー!」
とあちこちが悲鳴をあげます。
 
 
 
その結果、
いろんな関節に痛みが出たり、
毛髪が抜けたり、
感情が不安定になったり、
大量に汗が出たり、
夜あんまり寝られなくなったりするのです…。
 
 
 
かなりざっくり書いてますが、
なんとなくイメージできますでしょうか?
 
 
産後の関節痛を治すには
 
産後のホルモンバランスの乱れ(急激な分泌低下)
によって引き起こされる関節痛、
および
その他もろもろの症状を改善させるには
 
「身体がいまのホルモン量に慣れるのを待つ」
 
か、あるいは
 
「病院での服薬、またはホルモンを注射して補充する」ということになります。
 
 
 
でも、産後って
自分のことで病院に行きにくいんですよね。
 
外出となると荷物も多いし、
子連れ受診はなかなかハードルが高い。。
 
それで、
多くの方は結局病院を受診せず、
我慢して過ごすことを選択します。
 
 
ママたちは
自分を犠牲にしてしまうんですよね(´;ω;`)

 
 
たしかに、
自然に時間が過ぎるのを待つと
だんだん痛みは治ってきます。
 
でも、それっていつなんでしょう?
 
ちなみにわたしは
全ての痛みがなくなるまで、
産後半年ぐらいかかりました。
 
 
 
けっこうつらかったです。
毎日毎日「腰痛い・・」と
うらめしそうに夫につぶやいてました。
 
 
「どこも痛くないって、それだけで人生たのしいよね!いいよね!」
って思ってました(笑)
 
 
 
 
そこで鍼灸の出番です!
 
 
 
 
 
鍼灸治療は、
痛みを止める「鎮痛効果」に優れているのですが、
 
それだけではなく
自然治癒力を高める」ことがわかっています。
 
 
つまりどういうことかというと、
 
ホルモンバランスが整う
(=身体が今のホルモン分泌量に慣れる)のを
早めてくれるのです。
 
 
 
産後の関節痛を軽減してくれるだけでなく、
ダメージを受けた子宮の回復を早め、
正常に女性ホルモンが分泌されるように
していきます。
 
また、
産後のうつ状態や不安感、
不眠などの症状に対してもかなりの効果があります。
 
 
 
 
正直、
ただ何もせずに
「痛いな~」と思って過ごしていても、
いいことはありません
 
 
 
 
痛みって、本当にストレスです。
 
 
ホルモンバランスのせいや
と自分を納得させてみても
それでもやっぱり夫へのイライラは変わらないです。
 
 
わたしのように
「あなたはどこも痛くなくていいよね・・」
とご主人に拗ねてしまう前に
ちゃんと身体を治してください。
 
 
不機嫌の理由は、身体の不調のせいです。
 
自分に余裕がうまれれば、
あなたはもっとニコニコして、やさしくなれます。
 
 
産後の関節痛を我慢しているけれど、
どうすればいいのかわからない方は
まずはお近くの鍼灸治療院を検索してみてくださいね。
 
 
ほうっておくよりも必ず早く、
痛みを改善させることができるはずですよ。
 
 
一日でもはやく、
産後の痛みやいろんな不調がなくなって
本来の元気なあなたが戻ってきますように。
 
 
 
あ、ちなみにうちだと
手首に負担のかからない抱っこの仕方も
教えられますよー(*^^*)
 
文章だと難しいので
これは直接お話しますね!笑