住吉区のママ鍼灸師 えみすけのブログ

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大阪市住吉区で鍼灸治療をしている、鍼灸師えみすけ(長崎絵美)のブログです。

やけどを防ぐお灸のやり方と、おすすめの塗り薬

お灸のリスク。

それは
火傷(やけど)です。
 
 
これは、鍼灸師
火を使う「お灸」という施術をしている以上
起こる可能性がゼロではありません。
 
 
とはいえ、
鍼灸師は国家資格を持ったプロですので
めったにそんなミスはおかさないのが普通です。
 
 
つまり、気をつけてほしいのは
患者様がご自宅で
セルフケアとしてのお灸をするケースです。
 
 
お灸によるやけどは、
このケースが一番多いかもしれません。
 
 
わたしは特に
色々な患者様にセルフケアを
お勧めしています。
 
理由は先日の記事にも書きましたが
 
とにかく、おうちでのお灸は
患者様のメリットが多いからです。
 
 
やけどにさえ気をつけていただければ
お灸はとっても有効なんですね。
 
 
さて、では
どんなときに火傷が多いのか
例をあげてみます。
 
 
①せんねん灸を取り去る時に、誤って落とす
 
せんねん灸を皮膚にのせて、
あーもうそろそろ熱くなってきた
お灸を取ろう…というタイミング。
 
このとき、台座もかなり高温になっています。
その熱さにびっくりして
あわててお灸から手を離してしまうと
お灸が皮膚に落ちてしまいます。
 
お灸を取るときは
「台座もかなり熱い」ということを
認識したうえで
スピーディーに灰皿にうつしましょう。
 
 
②同時に2個以上のせんねん灸を使う
 
 
これは実際に聞いた例です。
お子さんの背中に2つ、せんねん灸を
のせていたお母さん。
 
 
お子さんが熱いと言うので
ひとつだけ取ったそうです。
 
するとお子さんは、
お灸が2つあったとは思っていなかったようで
 
もう一つのお灸があるあたりを
ふいに触ってしまい
やけどして、水ぶくれになってしまいました。
 
 
このお母さん、
最初のうちは必ず1個ずつ
お灸をしていたようです。
 
しかし、慣れてくるにしたがって
「2つでも問題ないだろう」と思いました。
 
また、その慣れから
「2つ、こことここにお灸のってるからね」
とお子さんに伝えていなかったかもしれません。
 
うつぶせだと特に
体のどこにお灸があるのかを
本人に伝えることは必須です。
 
 
鍼灸師だと
同時に複数のお灸をのせることは
朝飯前なのですが
 
やはり一般の方はなるべく
しないほうがいいと思います。
 
 
③シールタイプのお灸を長時間貼る
 
 
火を使わないお灸があります。
こちら皮膚に直接貼り付けることができて
温熱効果は3〜4時間続きます。
 
しかしこれ、
「3〜4時間ずっと貼っていてください」
という意味ではありません。
 
あくまで、最長、
その時間はあったかいよという意味なんですね。
 
ですので、貼っていて皮膚に
ピリピリした熱感を感じたら
すぐに剥がしてください。
 
「せっかく貼ったしもったいない」
「ちょっと熱いけどつけておこう」
 
この考えで貼り続けて
水ぶくれになった人もいます。
 
 
やけどは、
「あつっ!」という瞬間的な熱で
なるだけではありません。
 
 
長時間、熱刺激にさらされつづけることでも
起こります。
 
 
シールタイプは、
皮膚のまわりが赤くなっていないか
ということも確認しながら使ってくださいね。
 
 
 
そしてもし
やけどをしてしまったら…
 
 
すぐに流水で冷やす
 
あるいは
 
氷水につけてください
 
 
5分以上は冷やしてくださいね。
すぐに痛くてジンジンしてきますが
感覚なくなるぐらいまで冷やすといいです。
 
あと、冷えピタとか
保冷剤ではだめですよ!
必ず患部を水につけてください。
 
 
あと、紫雲膏(しうんこう)という
塗り薬がとてもおすすめです。
 
紫色の軟膏なので
塗るとちょっとびっくりするんですけど
やけどなどの傷の治りが
劇的に早くなります!
 
 
ご家庭に一つあるといいかもです。
 
 
 
 
お灸を正しく使えば
あなたや家族の健康を守る
とっても力強い味方になります。
 
 
やけどに気をつけて
楽しいお灸ライフをお過ごしくださいね。