住吉区のママ鍼灸師 えみすけのブログ

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大阪市住吉区で鍼灸治療をしている、鍼灸師えみすけ(長崎絵美)のブログです。

太り気味、お酒や甘い物大好き! 余分な水分と脂肪【痰飲(たんいん)】の症状

今日は「痰飲(たんいん)」についてのお話です。

 

 

 

痰飲とは、身体に溜まっている余分な水分や脂肪のこと

 

人間の身体は約6割が水分です。

そしてこの水分の中に、血液や、リンパ液や、汗、尿などがあります。

 

これらの水分は絶えず体内を循環しており、

わたしたちの身体は1日で、2.5ℓの水分を交換するといわれています。

 

つまり、口から飲み物を摂取したり、食べ物に含まれる水分を摂取したり

なんやかんやすると1日2.5ℓの水分を摂取していて

 

おしっこや、汗や、吐く息や、うんちなどから出ていく水分量も1日2.5ℓということですね。これが正常な状態です。

 

ですが、なんらかの原因によって

排泄する水分量 < 摂取する水分量

という状態になってしまうと身体の中に水分が溜まっていってしまいます。

 

しかも、ただ溜まるだけならいいんですが、重たくなって、流れにくくなるんです。 

これを東洋医学では、「痰飲」と呼ぶのです。

 

痰飲は、身体にとって余分な水分ですので、

身体に対して様々な不調を引き起こしてしまいます。

 

ちなみに、もっと詳しく言えば痰飲と痰濁という言葉がありまして

 

痰飲・・・身体の中にたまった余分な水分のうちサラサラなもの

痰濁・・・身体の中にたまった余分な水分のうちネバネバしているもの

という違いがあります。

 

そして痰飲を痰濁を合わせて、これまた痰飲といいます。

広義の意味と狭義の意味があるのですが、ややこしいのでとにかく痰飲と書きます。

 

では、なぜ身体に痰飲が溜まるのでしょうか?

 

痰飲が溜まる原因は、水分代謝の低下

 

痰飲は余分な水分ですので、それが溜まる原因はズバリ

水分代謝の低下です。

 

東洋医学では、水分代謝に関わる臓腑を肺・脾・腎と位置付けています。

 

 

ざっくり言うと

口から入った食べ物や飲み物(水分)は

まず脾に入って、必要な水分だけが肺に送られます。

 

 

肺は、水分の流れを司る機能があるので

皮膚表面を潤したり、他の臓器を潤すために水分をまわしたり、

余ったものは汗や呼吸で排泄します。

 

 

また、脾で不必要と判断された水分は腎に送られます。

そこでさらに清(再吸収するもの)と濁(もうほんまにいらんわっていうもの)に

分けられ清は肺に、濁は膀胱に送られ、尿となります。

 

 

つまり、水分代謝の低下とは

肺・脾・腎のどこかに問題があるということなのです。

 

 

痰飲の症状が出ている時は、これら3つの臓腑の

どこの機能が主に低下しているのかを見極める必要があります。

 

身体に痰飲が溜まるとどうなる?

 

それでは、身体に痰飲が溜まるとどうなるのでしょう?

まず、痰飲の性質をあげてみます。

 

1.水分なので、身体のあっちこっちに移動する

2.ネバネバしているので、あらゆる穴をふさいでしまう

3.気や血の流れを悪くしてしまう

 

どうでしょう。

聞いているだけでも、だいぶ悪い奴みたいですよね。

 

 

この痰飲は、身体のどこに溜まるかによって症状が変わります。

 

 

【心に溜まると】

突然、意識がなくなる・精神が錯乱する・意識がもうろうとする

うつ病・動悸・胸が苦しい・不眠・夢を多く見る、めまいなど

 

【肺に溜まると】

咳、痰が出る(サラサラな痰、ネバッとした痰)・呼吸がしづらい

鼻水が出る・ゼエゼエ、ヒューヒュー言うなど

 

【脾に溜まると】

食欲がなくなる・吐き気・嘔吐・お腹が脹る・胸やけ

胃の中でチャプチャプした音がする・腸がグルグルと鳴る・下痢になるなど

 

【その他、全身に溜まると】

身体が重たくなる、だるくなる

しびれを引き起こす

動きたくなくなる

身体がむくむ  などの症状を引き起こします。

 

 

 

そして、この痰飲が溜まりやすくなる要因としては・・

 

・アイスクリーム、お刺身など冷たいもの、生ものの多食

・ビール、脂っこいもの、甘いものの多食多飲

・梅雨の時期の湿気

・運動不足

 

 

などがあります。

つまり、いままさにこの時期が危ないのです。

 

 

毎日ムシムシして、暑くて、すっきりしない。

アイスやチューペットなどの冷たい甘いものを毎日食べる。

キンキンに冷えたビールを毎晩飲む。

雨が降ってるからおうちでごろごろ・・・

 

思い当たることはありませんか?

 

 

もしあなたが最近なんとなくすっきりしないな~とか

体が重だるい、いつまでも咳と痰が出る、皮膚の状態が悪い、下痢気味

などの症状があったらそれは痰飲が溜まっているせいかもしれません。

 

 

痰飲を身体から排出させるには?

 

では、この痰飲をいちはやく身体から出させるにはどうすればよいのでしょう。

 

治す方法としては、

◎身体をあたためる

◎循環を良くする

 

これらが大切です!

 

つまり、

丸レッド冷たいもの、甘いものを食べ過ぎない

丸レッド寝るときのクーラーなどに気を付ける

丸レッド油っこいもの・アルコールの過度の摂取をしない

丸レッド適度に体を動かす(これがいちばん大事!)

 

ということに気を付けて生活してみてください。

 

身体を動かすと、胃腸も動くので身体全体の流れが良くなります。

 

こんな梅雨の時期こそ、運動が大切!ということですね。

 

身体をあたためて、しっかり動いて余分な水分を身体から追い出していきましょう~!