鍼灸師えみすけのブログ

住吉区のママ鍼灸師 えみすけのブログ

大阪市住吉区で鍼灸治療をしている、鍼灸師えみすけ(長崎絵美)のブログです。

「産後うつ」を考える

数日前、こんな記事がありました。

www3.nhk.or.jpsanngo

 

以下、記事より引用です。

 

出産したあと1年未満の間に自殺した女性はおととしまでの2年間に少なくとも92人に上ることが、国立成育医療研究センターの調査で初めてわかりました。出産後1年未満の女性の死因では最も多く、専門家は、多くが産後のうつが関係しているとみて、母親の支援体制を充実させることが必要だとしています。

出産したあとの女性は体調や生活リズムが大きく変化することなどで10人に1人の割合でうつになると指摘されていますが、自殺にまで至るケースがどれくらいあるのか、実態はわかっていませんでした。

国立成育医療研究センターのグループは、おととしまでの2年間のデータを使って、出産後1年未満に死亡した女性の死因を調べた結果、自殺が92人と最も多く、次いで、がんが70人、心疾患が24人と続きました。

自殺のあった時期では、出産後1か月ですでに10人に上り、1年を通して起きていたほか、年齢別にみると、35歳以上で自殺に至る割合が高くなっていました。

 

なんて恐ろしい記事でしょうか。

 

せっかく長い長い妊娠期間を乗り越え、赤ちゃんに会えたのに

産後1カ月で10人の方が自殺をしてしまう現実。

 

しかもそれは、高齢であればあるほど、可能性が高くなるとのこと。

 

 

わたしも以前、こんな記事を書きました。

emisukeharikyu.hatenablog.com

 

当院には、

妊娠中の女性、そして産後の女性が多く来院されます。

 

その中でも、わたしが特に気にしているのは

「出産後のお母さんの心身の状態」です。

 

 

出産って、当たり前ですが、赤ちゃんを産んだらはいおわり!ではなくて

そこから一日も休むことなく育児が始まるわけです。

 

妊娠期間中、お母さんが「産後のこと」に想いを馳せたり

「産後、自分の心身がどのようになるのか」を想像する期間は

実はそんなに多くないのかもしれません。

 

 

というのも、先日

妊娠中から当院で鍼灸施術を受けており、無事に出産された

とある女性とお話していたのですが

 

 「産後、こんなことになるなんて聞いてなかった」

 

とおっしゃっていたのです。

 

 

具体的には、

・赤ちゃんへの授乳方法がほんとにわからない

・乳首やおっぱいトラブルが多くてつらい

・身体じゅう痛いとこだらけ(主に骨盤まわりがグラグラ)

 

みたいなお悩みです。

 

 

ありがたいことに、その方はお電話でちょこちょこ質問をくださったり

産後も施術に通ってくださっているので対応できていますが

 

これ・・誰にも頼る人(または聞く人)がいなかったら

ほんまに病んでまうで・・とほんとに思います。

 

 

記事にもありますが、

産後の女性のサポートを手厚くするには

妊娠中からしっかり周りが状態を把握するべきだなと思っています。

 

妊婦さんに関わるすべての専門家や医療機関

 

妊娠中になにかトラブルを抱えていないか、

出産への不安はないか、

産後の生活がある程度安心してできそうな展望があるか、などなどを

 

ヒアリングできればいいのではないかなと。

 

 

微力ながら、わたしも

住吉区近隣の妊婦さんに関しては

妊娠中から産後までしっかりとケアをするべく

 

鍼灸施術中にお話を聞かせていただいています。

 

 

女性は、ホルモンバランスの影響を強く受けてしまうので

気持ちや体調が不安定になることは仕方がないことです。

 

でもそこで、「自分はなんてダメなんだろう・・」なんて思わないように

気持ちも、体調も、わたしがしっかりサポートします!

 

 

自殺を選ぶ方が一人でも減るように

産後の女性をあたたかく見守り、必要に応じて支援できる社会にしないとなって

強く感じました。

 

 

そして、

まずは夫婦で助け合えるように

 

一番身近にいるご主人にも

「妊娠中~産後の女性の状態」について

きちんと知っていただきたいなあと個人的に思います。

 

 

ちょっといま、

わくわくする試みを企画中です。

 

お楽しみにお待ちくださいね^^

 

f:id:nagasaki-harikyusekkotsuin:20180202075703j:plain