鍼灸師えみすけのブログ

住吉区のママ鍼灸師 えみすけのブログ

大阪市住吉区で鍼灸治療をしている、鍼灸師えみすけ(長崎絵美)のブログです。

【ネタバレあり】映画「50回目のファーストキス」の感想を鍼灸師が書いてみた

50回目のファーストキスという映画を観てきました。

www.50kiss.jp

 

山田孝之長澤まさみムロツヨシ、佐藤二郎ときたらもう観るしかない。

 

感想は、「もうすっごい笑った。そしてちょっと泣いた」ってかんじです。

細かい点で気になるところはあるものの、全体としてすごくよかった。

 

 

そして、主人公の弓削大輔がすごいなって思って、

これ鍼灸師も見習わないとだめなんじゃない?と無理やりこじつけてみたので

書いてみます。

 

 

「50回目のプロポーズ」ざっくりしたあらすじ(ネタバレあり)

以下、公式サイトより引用。

ハワイのオアフ島
天文学者になる夢を抱きながらツアーガイドとして働くプレイボーイの大輔(山田孝之)は、交通事故により新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を負った瑠衣(長澤まさみ)と出会いひとめぼれをする―。偶然の出会いを一生に一度の運命の恋にしたふたりの純愛を描く、大人のラブストーリーが誕生いたしました。

恋をした瑠衣が記憶障害を抱えていると知ってもなお、彼女を一途に愛し続ける主人公大輔を演じた山田孝之は、ユーモアと大人の色気を炸裂させながら、優しい包容力で全女性の心を虜にします。
長澤は記憶障害を抱える、ともすれば悲劇のヒロインになってしまう瑠衣を、切なさを抱えながらもチャーミングな等身大の女性として演じ切りました。
脚本・監督を務めるのは、2017年ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝き、今最も忙しい監督・福田雄一。コメディ街道をひた走ってきた“コメディの王者”福田監督が、今作で初めて渾身の“ラブストーリー”に挑みます。

この物語の舞台がハワイである必然―。天文学を研究するために、世界一綺麗な星空が観測できるハワイに来た大輔。一年以上も父と弟による「事故にあった日」を繰り返しているにもかかわらず、四季がないハワイだからこそ、疑念を持たず暮らし続ける瑠衣。ふたりの偶然の出会いは、それぞれが抱えていた“必然”があったからこそ、運命の恋に昇華する―。
瑠衣を愛し続ける大輔と、自分の存在が大輔の夢を邪魔しているのではと苦しむ瑠衣。二人の選んだ未来は―。見終わった後、涙を拭きながら、大切な人にキスしたくなる、珠玉の恋愛映画をこの夏、お届けいたします。

 

こんなかんじです。

 

要はふたりのラブストーリーなんですが、二人が一緒に過ごす時間が増えるほど

大輔は相手のことをどんどん好きになるのに、瑠衣は1日で全て忘れてしまう。

だから大輔は、毎日毎日、自分のことを好きになってもらえるように

あの手この手でがんばるんです。

 

ちなみに大輔は超モテモテのツアーガイドで、もともとは、ハワイに来た日本人観光客の女性を次から次へと喰ってしまうような男。いわば、ヤリ捨てです。

もともと短期的な色恋を仕掛けるのが上手な彼なので、それはもう豊富なアイデア

瑠衣に近づこうとします。

 

でも、うまくいく日もあれば、いかない日もあって。

 

第一印象から失敗して、もうその日はこれ以上進展無理だなってこともあるし

いいかんじに一日で両想いになって、夜、抱き合って一緒に眠ることもある。

まあそれでも、翌朝目覚めると変質者扱いで殴られてしまうのですが。

 

 

そんな瑠衣に、瑠衣の家族は、「毎日同じ一日を過ごす」ことを試みています。

瑠衣が事故に遭う前日を何度も何度もやり直し、

1年間ずっと、同じ会話や同じギャグ、同じ過ごし方をしています。

 

大輔は、「そんなのはおかしい」と意見し、

彼女に記憶がないことを実感させる方法を考え出します。

なんとか、自分を思い出してもらえるように。

そして、大切な家族が、瑠衣を騙す必要のないように。

 

結果、その方法は功を奏して、瑠衣は毎日大輔と過ごすようになります。

毎日新鮮な気持ちで大輔を好きになり、何度も、瑠衣にとってのファーストキス

を繰り返します。

 

 

結末は伏せておくとして、大筋はこんなかんじ。

ここで、大輔まじですごいなって思うのは

毎日、確実に瑠衣を自分に惚れさせるところなんですよね。

 

大輔にこのスキルがなかったら、そもそもこの映画、成立しないわけです。

 

 

数時間で自分のことを好きになってもらうことは可能なのだろうか?

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大輔が取った方法として、

瑠衣が朝起きた瞬間に自作のDVDを見せる」というものがありました。

 

これには瑠衣自身の協力も必要なのですが、

寝る前(記憶が消えてしまう前)に、ベッドの周りに貼り紙をしておきます。

「DVDをみて!」と書いた貼り紙。

 

起きたばかりの瑠衣(大輔の記憶は一切ない)が、貼り紙を疑問に思いながらも

DVDを再生すると、そこには、

 

自分が去年事故に遭って記憶をなくしたこと、

自分の記憶は一日しかもたないから毎日日記をつけていること、

自分には大輔という恋人がいること

 

などの情報が映像として映し出されます。(ちょっとわたしの想像も入ってます)

 

 

大輔はこういったDVDの映像や、携帯の写メ・ムービーなどを用いて

なんとか瑠衣の気持ちが自分に向くようにしていたのでした。

 

正直、もし自分なら、朝起きた時に自分の字で書かれた日記を読んで

覚えてないかもやけど、目の前にいる男性は自分の恋人やで」って言われても

そんなにすぐにキスしたいほど愛しく思うだろうか?っていうのは疑問です。

 

でも、相手が本当に愛しそうに自分を見つめて、

自分のクセとか思考も知り尽くしてて、喜ぶことをいっぱいしてくれたら

確かに恋におちるのかもしれません。(山田孝之補正あり)

 

 

大輔は、瑠衣が自分を忘れてしまうことがわかっていても

毎日いろんな話をします。いろんな場所に出かけます。

いつも全力で、100%で自分の魅力を伝えている

 

これって、付き合いが長くなってきたカップルならありえない話だと思います。

 

だんだん、お互いがいてくれることに感謝が少なくなってきたり

自分のことわかってくれるだろうって思って、つい態度や言葉が雑になったり

大事に思ってないわけじゃないけど、対応を他の人より後回しにしたり

 

ありますよね。いろいろ。

 

わたしが大輔の言葉でいちばん好きだったのは

毎朝、君をとても愛していることに気づく」っていうやつ。

 

この状況だからこその言葉だと思うんですが、それでも

好きな人のことを毎朝好きだと感じられるのは素敵だなあと思いました。

 

 

大輔のように、一日一日が勝負!という感覚は、なかなか持てるものではありませんが

一期一会の関係だと考えると、わたしたち鍼灸師にも同じことが言えるのではないかなと思いました。

 

自分の魅力を余すことなく伝えられているか?

わたしたち鍼灸師は、「鍼」や「お灸」という特殊な道具を使います。

 

患者さんが鍼灸を受けよう、と決意したとき

マクドナルドのように「どこの店舗に行っても同じ味のハンバーガー出てくるやろ」と考えることはまずありません。

 

 

自分の症状が得意な治療院はどこなのか?

自分と同じ症状で良くなった人は他にいるのかどうか?

治療院は清潔で、安全か?

 

 

などなど、患者さんはいろんなことを調べるでしょう。

 

そしてなんといってもいちばん気になるのは「施術者の情報」です。

 

 

性別はもちろんのこと、どんな顔で、どんな考え方なのか?

人柄がわかるようなエピソードがあれば、そしてそこに親近感を抱くことができれば

鍼灸を受けるハードルがぐっと下がるかもしれません。

 

 

安心して施術を受けるには、施術者のことがよくわかる情報が必要。

そしてそこに魅力を感じれば、アプローチしてきてもらえます。

 

 

言い換えれば、「会う前に好きになってもらえればいい」のです。

 

 

 

もっと言うと、鍼灸師だって

誰でもいいのでとにかく誰かわたしのところに来てください!っていうよりかは

自分の考えに合いそうな患者さんに来てほしいなって思います。

 

わたしは「何回か施術して身体の不調を改善しましょう」って考えなのに

向こうが「とりあえず1回で効果出してくれ!ごちゃごちゃ言わすな!」って考えだと

たぶん二度目のご来院はないと思います。

 

患者さんと鍼灸師、お互い望むことがミスマッチだと双方良いことないですよね。

 

 

だからこそよけいに、自分のことを伝えておくってことが大事なんですね。

 

 

大輔は、モテます。

モテる人っていうのは、自分の魅力がよくわかっている人です。

自分の強みをきちんと活かすことができるんですよね。

 

 

鍼灸師だってきっといっしょで。

まずは自分の強みを把握して、それを活かすことを考えていれば自然と

自分の考えに近い患者さんがいらっしゃるはず。

 

そして付き合いが長くなっても、毎回新鮮な気持ちで

1回1回の施術を大切にできるようにしたいですね。

 

 

・・とむりやり鍼灸にからめて感想を書いてみましたw

 

まとめ

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いやでもほんとにおもしろかったです!

 

ひとりで観に行ったけど、ガンガン笑いましたし、鼻ぐすぐす言って泣きました。

エンドロール観て泣いた映画って初めてかも。

 

山田孝之はわたしが愛している俳優の一人なのですが

彼、演技力すごすぎて、ちょっと変わった役が多いですよね。

今回の大輔は、いい意味でほんとにフツーで。特に変わったところはない。

 

でもめっちゃ素敵でした。おもしろいし。ツッコミうまいし(そこ)。

瑠衣への接し方がほんとに愛に溢れていて、やさしいんですよ~!

スクリーンで山田孝之が観れて、もうそれだけで幸せでした。。

 

 

あとムロさんやっぱ大好き。彼がいないと大輔の良さが出なかったと思う。

そして一瞬、完全にメレブやった笑

 

佐藤二郎はまぁ、佐藤二郎でした。

あの弟役の子はちょっとしつこかったな。

 

そして長澤まさみちゃんのかわいさよ。ほぼすっぴんと聞いて度肝抜かれますよね。

恰好もまたかわいいんだこれ。ショートパンツかわいすぎ!

あんな子がパンケーキ食べてたらそら好きになっちゃう。

 

 

もし見た人いたら語りあいましょー!!!!

 

 

↓映画観た直後に夫に感想入れたら軽く流された図

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