鍼灸師えみすけのブログ

住吉区のママ鍼灸師 えみすけのブログ

大阪市住吉区で鍼灸治療をしている、鍼灸師えみすけ(長崎絵美)のブログです。

母の日だからこそ伝えたい、やさしいメッセージ

今日は、母の日ですね。

こんな記事をみかけたのでシェアさせていただきます

 

llljapan.org

 

以下、引用です。

Exclusive breastfeedingには、本来、完全とかパーフェクトという意味合いはまったくありません。

一方、日本語の「完全母乳」には、少しでも欠けてはならない、というニュアンスを感じて、プレッシャーやつらい気持ちを感じる人がいるのではないでしょうか。

 

この部分を読んで、あーーーわかる。って共感してしまいました。

 

 

わたしは幸いにして、

母乳でなければいけない・・という類のプレッシャーとは無縁でしたが

この「完全」という言葉から受ける無言の圧力に関して

ちょっと思うところがあるんですよね。

 

 

 

わたしが長女を産んだ時、

言い表せないような感動と喜びがこみあげてきて

 

もうほんとに愛しい、大好き、あなたのことは絶対守るからね

って思いました。

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ただ、そんなプラスの感情とは裏腹に

「こわい」という感情もまた生まれました。

 

具体的にいうと、

「わたしがきちんとしなかったせいで死んでしまったらどうしよう」という不安です。

 

わたしが生んだ産院は24時間母子同室だったので、出産当日から

わたしのベッドの横にコット(新生児用の小さなベッド)が置かれていて

そしてそのコットには「記録ノート」みたいなのがありました。

 

何時に授乳したか

何時に排泄したか

便の色や性状はどんなものか

 

などを毎日記入しないといけないシステムでした。

 

さらに退院時、ミルクのメーカーさんとかからサンプルのオムツやミルクや

なんやかんやもらうのですが、そのときに「育児日誌」ていうのもついてました。

 

 

もうここでわたし、ははーん、と気づきましたよね。

「あ、これ、退院してからも赤子の記録を細かく続けろってことなのね?」と。

 

 

もちろんそんなこと、助産師さんは誰も言うてません。

でもわたしはそう思ってしまったんです。

「赤ちゃんのこと、ずっと、ちゃんと、細かく見ててあげてね、おかあさん!」

言われているような気がしたんですね。

 

 

もうほんと責任重大。

 

こんな、すぐ死んでしまいそうな小さくて弱々しい存在を

死なないように育てないといけないだけじゃなく

赤ちゃんが不快に思わないように

赤ちゃんが病気をしないように健やかに育てないといけないんだ。

 

 

 

わたしは退院後、すぐさまノートを1冊用意して

娘の生活リズムを記入しはじめました。

 

毎日、今日は生後何日にあたるのか、っていうのを書き込み

授乳回数、授乳時間(右は何分、左は何分飲ませたとかっていう細かさ)、

入眠時間と起床時間(分単位)、排泄の状態を書き込み

今日一日の感想を書き込む。

 

まぁこれぐらいなら、同じようなことやってる人もいるかもしれません。

わたしはさらに、ここから「娘の傾向をつかみ、対策してやろう」

わけのわからない使命感をもつようになっていきます。

 

ノートの記録をパソコンにうちこみ、エクセルでグラフつくったりしてました。

(めっちゃきしょいでしょ?笑)

それで何をしようと思ってたかっていうと、「いいお母さん」になりたかったんです。

 

 

我が子のことならなんでもわかるよ、だってわたしお母さんやから。

ってなかんじでしょうかね。

そういう感覚にひたりたかったのかもしれません。

 

 

お母さんなら、赤ちゃんがなんで泣いてるかわからないといけない。

お母さんなら、赤ちゃんを泣き止ませないといけない。

お母さんなら、赤ちゃんをスムーズに寝かせないといけない。

 

 

そんな想いを、勝手に抱いていました。

もうこれ、冷静にみたら呪縛ですよね。でも当時はわからなかった。

自分は冷静だと思っていたし、無理をしている自覚もなくて。

 

こういうふうに、母親って、無自覚に「ちゃんとしなきゃ」って

思ってるとこがあると思うんですよ。

 

そこにきて「完全母乳」なんて単語をつかわれたら

そりゃあ、ますます追い詰められてしまう人も増えるだろうなと。

 

母乳をあげられないわたしは不完全なの?なんて、めっちゃ哀しいことを

思ってしまう人がいるかもしれないですよね。そんなん絶対だめ。

 

 

産後間もない母親たちは、情緒も不安定なことが多くて

赤ちゃんへの責任感・使命感などから

自分のことよりも赤ちゃんのことに思考を優先させてしまいがち。

 

この子のために・・ていう原動力で動いてしまうんですよね。

 

 

なので周りはほんと、言葉に気を付けないといけないなって思います。

おいつめるような言葉を言わないように。

 

 

次女を産んでからは、もうそういう使命感とか一切なくて

「なるようになる!子なんて、勝手に育つ!!」

っていう方針に変わっていたのですごいらくでした笑

 

 

なのであくまで、わたしは、

一人目のこどもを産んだあと限定の気持ちだったのかなって思ってます。

 

じゃないと何人も産めないよね、たぶん・・。

 

 

 

 

いつかわたしに孫ができるなんてステキなライフイベントがあったとしたら

娘たちを全力でサポートしたいです。

 

 

赤ちゃんは大事だけど、

もちろんあなた(お母さん自身)のことがいちばん大事だよって伝えたい。

 

悩みがあったら聞きたいし、ちゃんと共感して、だいじょうぶだよって言いたい。

 

いいお母さん、なんて目指さなくていい。

「いい子になってね」なんて子どもに望まないのと、きっと一緒だよね。

 

 

 

わたしも、お母さんとしてまだまだですけど

同じような悩みや苦しみを持っている「お母さん」がいたら

少しでも力になりたいなっていう気持ちだけはもっています。

 

鍼灸師としてもできること、たくさんありますよ。

 

 

 

今日は母の日。

すべてのお母さん、おつかれさまです^^