鍼灸師えみすけのブログ

住吉区のママ鍼灸師 えみすけのブログ

大阪市住吉区で鍼灸治療をしている、鍼灸師えみすけ(長崎絵美)のブログです。

女性鍼灸師に教わった4つの大事なこと

わたしが鍼灸の専門学校学生のとき、いろいろな鍼灸院を見学したくて

何か所か、患者として施術を受けにいきました。

(そしてそれをノートにまとめて、院の雰囲気や間取りをメモしたり、治療の感想などをレビューしたりしてました)

 

 

その中で、一人の女性鍼灸師の先生の治療院にお邪魔したときのお話。

もう今から10年前のことになります。

 

 

 

その先生は、おそらく40代半ば~50歳ぐらい(だと思う)。

女性ひとりで鍼灸院を経営されていました。

ちなみにご主人も鍼灸師でしたが、一緒にはされていませんでした。

(ケンカになるかららしいw)

 

その時にお話ししていただいたことのなかで

心に残っていることをちょっと書いてみたいと思います。

女性鍼灸師さん、あるいは鍼灸学生さんの心になにかひっかかるものがあれば嬉しいなーと思って( *´艸`)

 

 

女性は自分の身を守ることを最優先する

仕事中に「女」を感じさせない、「女」を前面に押し出さない。

仕事中には隙をつくらない。

特に女性一人で治療院をするならばよけいにかもしれません。

 

男性は一切受けないとか、ご紹介のみにするとか、いろいろやり方はありますね。

あとは男性患者さんを取るときは必ず他の方と時間をかぶらせたり、

その方のあとにも誰かがここに来るという可能性を示しておく、というのも

いいかと思います。

 

わたしもこの時は、「自分なんかに変な気を起こす人いないでしょww」なんて

軽く考えていましたが

夫婦で開業している今でも、男性患者さんに手を握られたことがあります。

 

いや、その人も変な意味はなかったのかもしれませんけど・・すみません。

でもそんなこともあるので、男性患者さんの予約は夫のいるときにしてもらってます。

(たまに夫も昼に出かけることがあるんですけど、その日はいてもらうようにしてる)

 

 

施術ってどうしても身体に触れる行為なので、好きになったりなられたりしやすいそうです。両想いならいいですけど、興味がない相手にはしっかり線引きしましょうね。

 

 

嫌われる勇気を持つ

来た患者さん全員を満足させるなんてぜったいに無理。

そんなことは目指さなくてもよい。むしろ、10人中5人には嫌われてもいい。

でも、残った5人のうち2人がほんとに気に入ってくれれば、それが5年後すごい数になるよと。もちろん、10人全員に嫌われとったらあかんで!と笑

 

 

これはね、わたし聞いてすごく心がらくになったんですよね。

あぁこんな大先生でも、全員を満足させることは目指してないんだって。

 

自分のスタイルとか、芯というものをしっかり確立させて、

それに合わない患者さんは切る!あとついでに場の雰囲気を乱す人も切る!

ということらしいです。

 
ちなみに切り方は簡単で、「効かない鍼をすればいいのよ」って。なるほど笑

 

 


結婚や出産のタイミングは考えなくていい

これもね、そうなんだーーー!ってめちゃ嬉しくなった言葉です。

鍼灸師をまじめにやってると誰でも、「まだまだ修行しなくては・・!」って

なるじゃないですか。でも女性っていろいろリミットがあるし、

うーんって悩むじゃないですか。

 

でもそんなこと悩まなくていいんだって。

すべて、なるようになるし、結婚したい!と思ったときや

赤ちゃんを授かったときが、なんでもベストタイミングなんだって。

 

 

子どもが産まれてからは働きにくくなる・・なんて心配しなくていいよって。

予約制にして、好きなように時間をあてたらいい。

自分の習い事でも、お子さんの行事でも、ここはあかんってとこの予約表に✖つけるだけ。だから予約表は患者さんには見えない位置で受付してねって。

 

 

もちろん、子どもが産まれてから子育てに専念したければ、したらいいし

(パパにがんばってもらって)、そのほうが小児はりに来るコの扱いもうまくなる。

子どもの手が離れてからまたゆっくり再開したらいいやんと。

 

 

なんか、ガチガチに、「こうでないとだめ!」って勝手に考えてたわたしは

ほんとに安心したのを覚えています。

そうだよね~働かない時期があってもいいよね、とか

毎日働かないといけないわけじゃないよね、とか。

 

ほんとありがたかったです。

 

 

まず、自分が幸せであること

これもね、ズガーンときました。

患者様を幸せにしたいなら、まずは自分が自分の生活を楽しまないとだめよと。

鍼をしてても楽しくないなら、止めたらいい。


自分の生活の優先順位は、
1.自分の趣味、余暇
2.旦那、子ども
3.両親
4.やっと鍼灸
ぐらいでいい。気負いすぎるとうまくいかへんよって。

 

もうまさにこのとき、生活のすべてが鍼灸一色で。

平日は学校、朝晩に仕事、土日は勉強会。

いやプライベートいつやねん!っていうかんじやったんですよね。

 

みんなそうやと思うんですけど、鍼灸師ってほんまにまじめなので

休みなく勉強したり、修行したり、あそぶ時間を削ってしまいがち。

 

でも開業した今ならほんとにわかる。遊ぶ時間って大事です。

そして、鍼灸師じゃない人たちとのかかわり、一般人の感覚を知ることって

とってもとっても大事です。

 

意識高い、同じ志をもった人たちとからむのももちろん良いですけど

ぜんぜん違う分野で、自分がお客さんになったり、サービスを受ける側になるのも

もちろん大事で。

視野がせまくなってしまってはいかんなぁと思いますね。

 

そして、自分を満たして、自分を幸せにしてこそ

人を幸せにすることができるっていう、そのときの先生の教え、

今でも忠実に実行しています。

 

 

わたしはプロなので、患者様と向き合う時

自分の感情やバイオリズム的なものを一定にしています。

しかもどちらかというと、いつも明るいめに設定しています笑

 

おかげで患者様にも「いっつも明るいな~」と言っていただけております。

 

究極の治療家って「触れずに治す」ことだと勝手に思ってるんですが

「なんかしらんけどあの人の顔見たら元気になったわ」っていうのが

わたしの目指す領域なんです。

 

 

会うだけで元気になる、また会いたくなる、そんな人になりたいなと。

 

 

つらつらと書いてきましたけど、改めて思い返してみても

良いこと言っていただいてたなあとしみじみ感動しますね。

 

 

どこかに勤めるだけじゃなくって、開業したいなと思えるようになったのも

この先生とお話できたからかもしれません。

 

 

でもね、この先生、お仕事のお話のときはもうめーっちゃビジネスライクで

きびきびとおしゃべりしはるんですけどね。

 

途中で電話かかってきて、「あ、ちょっとごめんね」って電話にでたときは

 

「もしもし~??パパ~?(*´ω`*)うんうん、おわったー?はーい♡きをつけてねー」

 

なんて、めっちゃかわいい女子になるんですよー!笑

ギャップー!!!ってなってました。

 

 

やっぱり夫婦が円満だったり、家族が仲良かったり、趣味が充実していたり

自分の時間が満たされている人っていうのはこんなに魅力的なんだなーって思いました。

 

わたしもかわいい子どもたちのためにがんばろうっと( *´艸`)

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この角度からみると、ほんまにクレヨンしんちゃん♡笑

ぷくぷくほっぺ。