鍼灸師えみすけのブログ

住吉区のママ鍼灸師 えみすけのブログ

大阪市住吉区で鍼灸治療をしている、鍼灸師えみすけ(長崎絵美)のブログです。

痩せ型、のどが渇かない、乾燥して手足がほてる・・ 潤い不足の【陰虚】の症状

 
今日は「陰虚」について書いていきます。
 
 
陰虚=身体の水分が減少し、中途半端な熱が出ている状態
 
先日のブログで、血虚のお話を書きました。
 
今回の陰虚(いんきょ)とは、
この血虚がもう少し悪化してしまった人の体質のことです。
 
血は、身体の栄養であると書きました。
そして血は、液体なんです。
 
この血が少なくなると・・栄養不足になる。
そして同時に、水分不足にもなるのですね。
 
つまり陰虚の人は、乾燥しています
 
ここまではなんとなくわかりますでしょうかニコニコ
 
じゃあ「陰」ってなによ???
て話になるのですが、ちょっとこちらの図をご覧ください。
 
陰ってなに? ちょっと難しい、陰と陽のおはなし
 
どこかで見たことがあるかもしれません。
これは陰陽の関係を表した図です。
黒いのが陰、白いのが陽です。
 
東洋医学では、物事すべてを陰と陽の2つに分けて考えます。
 
そして陰陽には5つの性質があって
 
・陰と陽は対立したものである
・陰と陽はもともと同じものである
・陰と陽、どちらかが増えるとどちらかが減る
・陰が極まると陽に変わる(逆も同じ)
・陰の中に陽の性質を含んでいる(逆も同じ)
 
と、なっています。
だんだんわけがわからなくなってきましたねニヤリ
 
 
この中で、特に関係の深い性質が
陰と陽、どちらかが増えるとどちらかが減る
これです。
 
 
身体の中の成分は、陰と陽に分けられます。
たとえば、気は陽
血と津液は陰です。
 
めちゃざっくりなんですが、イメージとしては
陽=あたためるもの
陰=冷やすもの
と考えてください。
 
 
 
血は陰に属していて、身体を冷やします。
 
その血が少なくなると・・身体が乾燥するんでしたね。
 
さらに、身体を冷やす成分が少なくなるので、
身体がだんだん熱っぽいほうに傾いてきます炎
 
 
ただここで注意しないといけないのは
同じ熱でも、「実熱」「虚熱」という違いがあって
それぞれ治療法が異なるのです。
 
実熱とは、陰は正常なのに陽が多すぎる状態。
こういうときは、余った陽を減らすことで、
熱をさましてあげる治療が有効です。
 
虚熱とは、陽は正常なのに陰が不足している状態。
こういうときは、足りない陰を補うことで、
熱をさましてあげる治療が有効です。
 
今回のお話の「陰虚」では、
血=陰が少なくなる(虚する)ことによって
身体が熱のほうに傾き、
その結果、乾燥してしまうということが起こっています。
 
うーんむずかしい。
 
陰虚になるとどうなる?
 
陰虚がどこの臓腑で起こっているかによって
症状はさまざまです。
 
【心陰虚
動悸、胸が苦しい、夜ぐっすり眠れない、夢をよく見る
めまい、物忘れが多い、不安な気持ちになる
ほっぺただけが赤い、寝汗をびっしょりかく、顔がほてる
 
【肺陰虚
かわいた咳が続く、声が枯れる、口やのどが乾燥する
夕方になると微熱がでる、ほっぺただけが赤い
皮膚がカサカサである
 
【脾陰虚
口や唇が乾燥する、食べるとお腹が張ってくる、
痩せていて、食べてもあんまり太ることができない
手足がほてる、便秘になる
 
【胃陰虚
みぞおちが痛む、おなかはすいているのに食べたくない
吐かないが、えづくことがある
 
【肝陰虚
目が乾く、ドライアイ、顔がほてる、夕方に発熱する
 
【腎陰虚
ほっぺただけ赤い、のぼせ、ほてり、午後の微熱
おしっこの量が少なく、色が濃い
めまい、ふらふらする、耳鳴り
男性:勃起しやすい、夢精、早漏
女性:不正出血、無月経不妊
 
陰虚を悪化させないためには・・
 
陰虚は、基本的には血虚がベースですので
血虚とおなじように
血(栄養)を補う必要があります。
 
また、身体が水分不足に陥っているので
しっかりと水分補給をすることが大切。
でも身体を冷やしすぎないように注意です。
 
そして、身体が熱性に傾くような行動はなるべく避けます。
 
バツレッドなるべく0時までに寝る(これが一番大事)
バツレッドイライラしすぎない
バツレッド油もの・アルコールの過度の摂取をしない(タンパク質は大事)
バツレッド性生活の過剰には気を付ける
 
こんなかんじですニコニコ
 
余談ですが、陰虚の方はお顔の悩みとして
シミ、くすみ、目の下のクマ、乾燥肌
などがでやすいですガーン
 
もし当てはまるな~と思われましたら、
はやめに鍼灸治療をうけてみてくださいねウインク